昨日、周弥くん市立の幼稚園に入園しました。 気になったのが、先生や園長が壁にはってある「おめでとう」や、 持参の三つのお約束標語を「さぁ、なんてかいてあるか読めるかな〜???」 読める子もいればきょとんとして読めない子も。うちは、あえて文字を覚えさせなかった家庭。 ???読めなきゃいけないわけ??? 式が終わったあと、個人的に質問しちゃいました。 「いや、まだ読めなくてもいいですよ」と先生の答え。じゃ、なんで読ませるの? でも、思えば、式のその場で声にだして言ってあげれれば良かった…。 感じた事を素早く言葉にしきれない回転の悪さと、感情を押さえ込む癖に悔しくて眠れませんでした。 で、ちょっと本を読んで落ち着いて、自分の心の中が戦争のようになっていた事に気がつきました。 「皆でもっと良くなるために」を忘れそうになって感情的になったままでした。 腹を立てることも大切だけど、自分の意見を提言しに行く時は、好戦的にならないように注意しなくちゃ。 言われたら言い返す、やられたらやりかえす…になっちゃうと終わりがないもんね、戦争みたいに。 昨夜は、晴れて幼稚園生になった周弥くんに、お祝の会はしてあげられなかったけど、 ここまで成長してくれた周弥くんという命に有難うをいいながら、抱っこしてなでなでしました。 今年は、「いのち」について考えさせられることが多いです。 特に軍事のこと。近隣に確かに、何を考えているかわからないような国はあります。 だからといって、沖縄や八重山を強化することが安全安心につながるのだろうか…。 それは、結局のところ、「一番喜ばせてはいけない人たち」に投資してしまうことに。 軍需産業(戦っている者がどちらも同じメーカーにお世話に)と、開発好きな儲け主義企業。 そして、大義名分をかかげた「軍事」は、住民をまきこむことは多々あっても、 守ることなんて本当にあるの? 今、平和と思いこんでても、それには大きな犠牲が伴っての事。 沖縄本島でも、報道される米兵による事件事故の他、記事にならない軽犯罪的な事は日常茶飯事。 なちゅらる宇宙人の那覇出身スタッフの出来事も話したいけど、気持ち悪くなるといけないので、 ここではやめておきます。殺気だつよう、感覚が麻痺するよう、えげつない訓練をされてしまうんだね。 『きっこのブログ』の記事:アメリカ兵による無差別殺人(アメリカ軍も事実を認める) 守っている?誰から?テロから?じゃあ、そのテロを生み続けているのは何?誰? そういったカラクリをうまくまとめた本があります。 前政権時代の本ですが、ぜひご一読を!!カフェ・タニファでも読めます。 『戦争中毒―アメリカが軍国主義を脱け出せない本当の理由』ジョエル-アンドレアス著 合同出版 沖縄本島では、4/25に「普天間基地撤去、県内移設反対」の10万人県民集会があります。 それに先駆け、4/16(金)に石垣島でも「沖縄、八重山の基地問題」をテーマとした講演会があります。 主催は「島の未来を考える島民会議」。 沖縄・八重山の基地・環境問題を考える講演会 4.16(金)健康福祉センター健診ホール 午後6時半〜 入場料:500円 講師:新崎盛暉 ※チケットはなちゅらる宇宙人でも預かってます 島民会議というと、石垣市の風景条例などで活躍してきたイメージが強く、 「なんで環境保護団体が基地問題?」と違和感を感じられる方もいるかもしれませんが、 環境問題は平和問題抜きには語れないという考えも広まってきています。 米原の珊瑚礁やアンパルの生き物と同じ様に、勝連沖の生き物も大切な生態系。 もし、「そこだけは、自分たちを守るために殺しちゃってもしょうがないんだよねー」と言うなら、 自分たちの都合で石垣島の開発を進めようとする企業や土地を売り渡してしまう人の言い分と、 根っこが同じになってしまうのかもしれません。「自分たちがいきていくため」の行為です。 でも本当は、それをしなくても行きていける方法があるはず。 勝連沖案で喜んでるのは→こんな人 それと、昨年の田中優さんの講演でも解説されていましたが、私達がいくら環境面で小さな努力 (節電とか、省エネ製品に買い換えとか)をしようとも、最高に燃費が悪い「軍需産業」が存在する限り、 地球温暖化ストップは無理なのだそうです。 防衛の大義名分が万が一正しかったとしても、軍事に頼ることは「先がない選択肢」になってしまいます。 また「温暖化」が事実でなかったとしても、軍事は大変な環境破壊と資源浪費である事に変わりありません。 田中優さんブログの1月の記事。大義名分って…。 ずっと昔に社会科でアパルトヘイト政策を知った時、なくすのは無理、と感じました。 でも、武器を用いずに資金を提供しない事でなくなった。(これも昨年の優さんの講演会で知った事です。) 軍事が必要と考える人は、儲け主義の人たちを除いては、自分自身や大切な人たちを守るため、 という考えが多いのだと思いますが、「愛」を軍備(武器)で表現する時代を変えてゆく必要を感じています。
by kurin-nachu
| 2010-04-10 16:12
| 八重山生活
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